記事一覧

トップ > なび奮戦記 > IT革命いよいよ始まる

IT革命いよいよ始まる

いよいよ変わり始めた

IT革命という言葉は使われなくなったがいよいよその正体を現せ始めた。リーマンショックの不景気のせいや日本のへなちょこ政治の問題も勿論あるのだが、今起きているのは実は大きな構造変化だ。1990年代IT革命は散々世間を散々騒がした。
(IT革命と同時に世界の覇権も大変化の時代を迎えている。
 アメリカの衰退と中国の勃興は今後の世界勢力図を変える。
 そういう意味で幕末のブームと現在は重なる部分が多い。
 日本人が今度どのような道を歩むのか、それは国民の叡智に
 よる。)

メディアはこれから本当の黄昏を迎える。これに目を通す方々は是非乗り遅れないようにご注意される事を心よりお勧めする。
時間は掛かるが確実に革命は進行している。
今年小社は大きな一手を打つ予定だ。

新聞まで入れると100年培われた仕組みが大きく変わろうとしている。長期的にこの構造変化は生活や文化を変える程大きなものだ。テレビの登場が社会的な大規模な影響力を持ったに匹敵する変化になる。テレビが影響力を持ち始めて50年。
(テレビも映画産業を壊した)
そのメディア支配の社会的権力や構造も変化する兆しが現れ始めている。今のマスメディアは大手芸能事務所、お笑い事務所に占領されている。国民もメディアの荒廃に気づき始めている。
(先輩が後輩を支配する変な伝統がメディアには存在する。
 ビジネスの場においては理念が中心になるべきで、人が中心になるべきでは無いに関わらずだ。年配を敬うのと理念を共有するのは本質が違う。日本人の先輩主義は大きな精神的障壁になる。より仕事が出来る人々はそれが分かる筈だ。人を中心にする場合は人の幸福とは何かを中心とすべきである。)

広告は社会影響が顕著にでる。反響の無い広告に費用は掛けられないからだ。今の広告費のトレンドを見ると急速にインターネットが力を持ち始めているのが分かる。

広告シェアの衰退はそのメディアの衰退に繋がる。

媒体別 広告シェア
http://www.visualzoo.com/graph/14441
広告費の推移
http://www.visualzoo.com/graph/14421
広告費★1位は何??
http://www.visualzoo.com/graph/17115
マスメディアの広告費
http://www.visualzoo.com/graph/18271
広告はインターネットで
http://www.visualzoo.com/graph/18433
紙の生産高(用途別)
http://www.visualzoo.com/graph/19487

私が注目しているのは紙の生産高だ。
パソコンはペーパーレスを即すと言われたが逆にプリントアウトにより消費を増やした。しかし、その紙の生産が落ちた事はネット化が影響している。FAXもいずれ衰退する。

大量に紙を刷り、広告や雑誌に使い廃棄されるという仕組みが変わりはじめている。このトレンドは今後も変わらない。
今後電子書籍が普及する事で印刷業界はまたも大波をかぶる可能性がある。そこで働いている人は自分のスキルを考え始める時期に来ているかもしれない。

メディアの多様化

今後マスメディアの力は弱まっていく。
従来型特定勢力の背後にある力のコントロールが難しくなっていく。テレビの役割は過去も現在もマスコントロールの力だ。

結局、戦後日本のテレビはアメリカのコントロール下に育ち、今の40代以上の世代はアメリカ文化の洗礼を子供時代に受けている。

私たちが見たのは、コンバットやタイムトンネル、ルーシーショー、ちびっこギャングというようなアメリカドラマだった。
貧しかった日本にアメリカの生活は眩しく、アメリカへのあこがれはそういったメディア戦略の中から生まれていった。

ヨーロッパは地政学的に争いが多く、諜報や戦術に長けている。
島国の日本は有る意味純粋ではあるが、諜報、嘘、戦術には弱い。

力道山の活躍は戦争に負けた日本人の希望と化し、復興への力を与えていった。それもまた演出された。

(今でも渋谷から恵比寿に向かう電車の窓の外に力パレスの王冠のネオンを思い出す。)

それは今でも完全に引き継がれている。
マスメディアは大衆をコントロールする機能の一部化している。
(世界中同様である。)

特にテレビがワイドショー化しはじめてからかなりの時が経つ。
視聴率主義になり、その時々注目される人々を追いかけ回し、人権などあったものではない。

公共の電波というのは名ばかりで、視聴率主義に追われ、
テレビも又、資本の論理に席巻されていき、視聴率を取れる人々を提供出来るプロダクションが力を持ち始めた。

金になる人々を創出する。それがタレントだ。
それを追っかける人々が出始め、日本という国の文化に影響を与え、若者達は人間の本質的追求よりも見た目の派手さやかっこよさに影響されはじめた。

日本転落はそういった資本の論理も影響している。

マスメディア

マスゴミ

プロパガンダ

情報操作

2010年、表面的にもメディアは確実にマスコミから、ネットや携帯電話へと移行しはじめた。

今の若者達以下10代、20代の世代はテレビよりもネットと携帯の世代へと完全に移行しており、それはコミュニケーションツールにもなっている。メディアとコミュニケーションの融合だ。

後、10年経てばそれら世代の社会進出が増えより社会への影響力を持ち出す。メディアの多様化はまた、人種の多様化を生み、マスマーケティングが弱まり、ローカルマーケティングが強くなりだす。それと同時にグローバル化も起きる。
グローバルな多様化の時代が来る。

まさにピータードラッカーが言っていたグローバルに考え、ローカルに行動する本番がやってくる。

本当はすぐ起動出来る軽量・長時間駆動・短時間充電、ネット接続・雑誌閲覧、携帯電話機能・リモートコントロール機能を持ったネットブックのようなパソコンが出ればビジネスシーンにおいては主流になると思っている。日本のハードメーカーは頑張って作って欲しいと思う。売れまっせ~!!

そういったマシンが有れば、場所にしばられ仕事をする必要がなくなり、社会の活性化に繋がる。地方もだ。

アップルはあっという間にソニーを席巻した。
携帯においてはまだ覇権争いが起きるだろう。

インターネット革命の主役

インターネット革命の主役が誰かと言えば、私は間違いなくグーグルだと答える。

1990年後半、当時、早稲田の学生、東大の学生は間違いなくロボット型のサーチエンジンを開発していた。
クローラーの仕組みを使っていたので有る意味、グーグルと同様の仕組みだった。

当時、日本においては NTT新着情報 か、ヤフーくらいしかサイトの登録は難しく、情報への到達の仕組みが確立されていなかった。よって複数の検索エンジンを組み合わせ、違う検索エンジンを使い分ける事により情報に到達していた。
もし、彼らにスポンサーが付き、著作権の問題が解決していたならば日本にも有る程度優秀な検索エンジンが出来ていたと思われる。
そういう意味でも日本という国家、社会は出る杭を潰す事で自滅している事が分かる。

もしくは、どこかの勢力が日本のIT化を潰したのかもしれない。
これだけ光ファイバーを国内に敷設し、プロバイダー事業はほぼNTTの独占になっている。
(東京電力がNTTに挑戦したが、結局KDDIに事業譲渡。KDDIはAUを足がかりにしているがネット事業では苦戦していると思われる。)

IT化においてもケインズ型だ。いわゆる頭脳型の事業を日本は育てる事をしていない。悲しい現実だ。

グーグルは1998年創業し、その後、検索に特化した技術で他社を圧倒しはじめた。

1990年代の初め、アメリカのヤフーが果たした役割も大きい。
しかし、ロボットという検索の仕組みを持ち込んだグーグルは瞬く間に検索市場を席巻しはじめた。

グーグル登場時の強みは検索の速さにあった。
グーグルというロゴと検索窓だけのページ。
超シンプルな外観。しかし、検索が速く他の検索エンジンよりも情報が見つかりやすい。
ヤフーがグーグルを採用し、ヤフーとグーグルが合体した事でグーグルはその検索力をより精度の高いものにしていった。

ヤフーは2000年~2004年までグーグルを採用し、
その後、Inktomiを買収、自社エンジン開発へと舵をきりだした。

http://www.searchdesk.com/topics.htm

そしてグーグルは検索市場だけでは無く次の手を打つ。
それはアドワーズの登場による広告での革命だ。

https://adwords.google.co.jp/

従来型メディアは有る意味絨毯爆撃のような広告戦略だった。
新聞、折り込み広告、雑誌。
それらは必要の無い人々にも広告を提供する。
ニーズの無い人にとって広告はノイズでしかない。
資源の無駄でもある。

しかし、検索エンジンの広告は、その検索語句に関連した広告を表示させるというものであり、検索に関連しない広告は表示しない。
よってニーズが強い人に対し表示する仕組みであり、クリックされないと課金されないという仕組みを作り上げた。

しかも、それらは広告主が予算組みターゲット広告デザインを決められる仕組みである。

さらにグーグルは、その広告収益をサイト運営者に分配するという事をやり出した。現在グーグルの審査基準はかなり厳しいと思う。
それは金をかすめ取ろうとする勢力との戦いの様相も呈している。
ただ、現在はかなりグーグル側も基準を持ちプログラムポリシーというグーグルの基準を満たさないサイトには広告提供を打ち切る等の処置をとっている。

こういった手法をとった企業を私は生まれてかつて見たことが無い。どんな政府機関や独立行政法人、財団法人、ベンチャー支援組織と言えど、グーグルのように直接営利を規模や個人、事業者を問わない他の人々に利益分配するような会社は世界中存在していなかった。その後アフェリエイトという広告分配システムは出来たが、グーグルとは比較にならない。

自分たちの考えを実践するという意味においてグーグルは革命的で有り、利己的では無い。社会的で有り、よりよい世界を追求しているという姿勢が分かる。
(勿論、まだ様々に問題は生じると思う。現実世界を相手にする場合は紆余曲折はつきものだ。)

グーグルが革命的なのは経済、社会への世界的影響力を持った事だ。勿論、検索エンジン市場での圧倒的力はある意味、強力なパワーだ。それはまた脅威とも言える。

Google の理念
http://www.google.co.jp/intl/ja/corporate/tenthings.html

グーグルの経営陣に敬意を持つと同時に是非理念にしたがった実践をお願いしたいと心より思う。
もうグーグルに追いつける企業は当分無いのだから。

業界でのイノベーション(変革)は旧体制を壊す。
(しかしイノベーションが無ければ衰退し滅亡する。イノベーションのみが成長のエンジンとなる。)
広告業や印刷業態の事業者にとってインターネットは大きな問題になる可能性がある。しかし、それは90年代に散々議論されてきた。IT革命という言葉はさもすぐいきなり起こるイメージが有った。しかし本当は徐々にじわじわと起きている革命である。
90年代の議論されて来た事が今まさに起きはじめた。

実際、日本において最も大きな業態は不動産業、建設・建築・土木関連業である。特に地方においての建設関連従事人口があまりに多い事が大きな問題になる。

日本の借金はまった無しである。
その借金の支払いだけで税収の半分に達している。
日本の建設従事人口に対して借金で公共事業をやる事は出来なくなりつつある。

建設業界でイノベーションを起こさなければ、そこで従事している人々は職を失う。ケインズ主義でずっと来た日本は変わらなければならない。

それはまた、まった無しの状況にある。

但し、ハイテク住宅等、日本の住宅の分野はやり方によってまだ成長する。日本の住宅は世界2位の経済規模を持った国に住むにはあまりに悲惨だ。地下熱利用やパッシブ住宅、エネルギー効率の良い住宅作りは必須である。
それも大志を持った人が出現せねば難しいのかもしれない。ただ、やらねば出来ない。

IT革命は人間を陳腐化させる。車産業の溶接工の仕事を奪ったのはロボットとプログラマーである。

あなたの生き方を真剣に考えなければならない時代が到来している。それは今までの生き方とは違う、自分で道を切り開く時代が来る。今後の生き残りの鍵は創業になる。起業になる。
但し、それは皆が思っている程ハードルは高くない。
やる気一つで出来る事も沢山ある。大きいことが良い事では無く、小さい事が良い時代が必ず来る。

IT革命いよいよ始まり2につづく

この記事はまだ続けます。

コメント一覧