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運営こぼれ話 クレーム対応

不特定多数対象ビジネスの宿命

『なびシリーズ』の運営は有る意味【クレーム】との戦いの側面もある。年に数回大きなクレームが来る。その全てが

勝手に会社の情報を掲載してどういう事だ

という内容だ。

今までの印象的なクレームは、両国ジジイという年の頃で75才から80才くらいだろうか、それこそ町中にとどろくような大声でまくし立てるお年寄りが居た。

てめえ、勝手に人の会社の情報乗せやがってお前は誰だこの野郎!と電話口で尋常ではない大声を上げ始めた。
冷静にお話しましょうよと言ってもらちがあかない。

ふざけるなお前これからこっちの来い!

と言う。
まあ、まあ、情報は翌日には非掲載になると言っても話にならない。あまりに凄い剣幕なので分かりましたでは行きましょうと答えた。

ただ、先方の事務所に行き何か有ったら困る。こちらはまだ子供も小さい。今、死ぬわけにはいかない。
妻が心配そうな顔をして見ていたが、行くと言った以上行くしかない。

こちらで本所警察に電話をし、実はかくかくしかじかでクレームが来ているのだが世界中に届きそうな声の人なのですよ。ちょっと身の危険を感じるので警察で話が出来ないか?
と聞くと、刑事さんがそういう事なら部屋を貸しましょうと言ってくれた。

警察所に着くと、そこに年配のいかにも下町の爺さんという年寄りが居た。取り調べ室に入り話始めるとそれこそ大声でどなり始めた。年配の刑事さんがちょっと静かにしてくれというような声だ。『俺は警察だろうがなんだろうが、そんな事たあ関係ねえ!!』と本人はお構いなしだ、警察内部にとどろくように話す。

当初は、こちらもとにかく公開情報を集めており、法的な問題等を調べ違法性が無い事を確認し、今の『なびシリーズ』を作った。ただ、情報の公開を望まない方の情報は非表示にしていると言うのだが、そんなのはかんけいねい!!お前は何も言わないで断りも無しにふざけるな!!と館内中に轟く声で、それこそ何十分も大声で非難ごうごう。こちらが冷静に話ししましょうよと言っても話にならない。

30分ほど喚きちらしたのち、お前は犯罪者だ!
とのたまわれた。

人を犯罪者呼ばわりされ、ついにこちらも切れた。
こちとらちゃんと法律も調べ、無一文から立ち上げ、
やっと税金も納められるようになった。

そんな爺の年金にも使われるだろう。そいつに犯罪者呼ばわりされ頭に来た。

では、なんの犯罪だ!罪名はなんだ!
あんたの役職はなんだ?
登記簿謄本にあんたの名前は出てるのか?
ホームページの代表者は女性名になっている。
あんたの言う権利とはいったいなんの権利だ!
具体的なお前の被害はなんだ!
警察に被害届をだせばいいだろ!

と言うといきなり 警察は駄目だ!と言い放った。
警察でだ。

あんたは裁判官か!あんたが法律か?
何故、人を犯罪者だと言えるんだ!
え?一体なんの犯罪だ? 罪状はなんだ?

と、言っても、勿論答えられる訳が無い。

すると、俺は知ってるんだぞ、グルグル(どうやらグーグルらしい、本人は最後までいたって真面目な顔でグルグル、グルグルと言っていた。状況的に笑う訳にもいかない。ヤホーと同じやないか!)の広告が貼れてお前はそこから金貰ってるんだ。俺の会社の情報を載せてお前は金を貰っているのはけしからん!!

俺のとこにも来たんだ、ある会社の奴がホームページに広告を貼って、そこをクリックするとお金が貰えるんだ!と言っていた。
お前は俺の会社の名前を使って金儲けをしていやがる!
ふざけるんじゃねえ!

という事らしい。
どうやら、そこが気にくわない事のようだ。
結局、自分の思いこみの権利だ。

そもそも通常ホームページの来訪者は1日、数件から数十件だ。
ただ『なびシリーズ』自体一つの事業者ページに到達するのは、それこそIT革命いよいよ始まるで書いているがその地域ニーズによる。多分、大目に見て月間、数アクセスだろう。10アクセスも行かない筈だ。

その中で広告クリックなどというと通常1%もいかないので、
多めに見て年間、数円だと思われる。
こちらはサーバーも何台も買い、大きな電気代を払い、ネットの回線代も払っている。

法律違反はする気が無い。よってビジネスモデルも調べ上げ、立ち上げたビジネスを犯罪者呼ばわりされる。
もう人生も終盤に近い元気なお年寄りだとは思うが、同じ日本人として悲しくなった。こういう人が若い芽を摘んでいくんだろうなと考えていた。

そもそもグーグルやヤフーも勝手に情報を集め、勝手に使える。
公開情報についてで書いているように、もはや言論の道具と化しているインターネット内で、会社名や住所、電話番号を書き込む事が犯罪にあたるのか?という事になってしまう。

しかし、頭から湯気が出ているグーグルをグルグルグルグル言っている爺さんにそんな話ししてもわからないよな~と思いつつ、しかし、ここは健全に断固として抗議せねばならない。

自分の思いこみで人を犯罪者呼ばわりはちょっとひどすぎないか?
しかも警察署の中だ。

あまりに理不尽なので、よし分かったでは、貴方は『なびシリーズ』の貴方の会社のページでどれだけ収益が上がってるか証明せよ。1日にどれだけアクセスが有り、どれだけ収益が上がっているか証明してみろ。こっちでその金払ってやる。

と、結局、相手も罪状もそんな証拠も出せる訳が無い。
10円程度投げつけてやりたい気持ちにもなった。

その辺りで刑事さんが次が詰まっているので、その辺りでなんとか切り上げてと、結局警察は民事不介入の原則があるので、まあ、貴方もじゃあ処理してあげてね。

という事でその爺さんは、あーあ、わざわざこんなところまで来てふざけるなと捨て台詞を残し帰っていった。

こっちゃさいたまからわざわざ両国まで行っている。
そりゃこっちの台詞だ。

その翌日、電話を掛けると『もうお前なんかと話しはしたくない』とまた、大声で言われた。まあ、あの人とは死ぬまで会うことは無いだろう。その爺さんの事を両国爺という名前を付けた。

勿論、『なびシリーズ』内の情報は非表示にし、その後情報登録しないようにしている。

その後もヤフーやグーグルには、その爺さんの会社名のリンクが載っている。公開情報は様々なところに流用されているのをどう思っているのだろう。あそこで働いている社員は気の毒だ。

『なびシリーズ』を運営していると、年に数回そのようなクレームがある。多分、検索エンジンとの親和性が良いのだと言う事になる。SEO会社などはヨダレものだ。
ただし、ヤフーなどは上に行ったり下に行ったりしている。

その時々で検索結果は変わっているから、多分、どこもクレームはあるんだろうなと思っているが、ネットの情報提供ホームページは電話番号を公開していないかったりするところも多い。

ネットの世界も正直者が馬鹿を見るのかもしれないが、こちらは正攻法でいくつもりだ。

弁護士に連絡をした。
弁護士は、基本的に皆、自分の思いこみがあるからねぇ。
自分に権利があると勝手に思っている事結構あるからねぇ。
という事になる。

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昨日は福岡から、○○管財というところからメールが来た。

下記がその内容である。
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はじめまして、本当に弊社は打撃を受けております。
弊社名通り『管財』です。弊社は破産管財人などの業務を行う会社です。
現在、このサイトの登録に関する問い合わせで弊社内は混乱を極めております。
弊社のクライアント・・・債権者、債務者、法定代理人等など苦情が寄せられています。
明日、サイトを確認してこの状況が再確認した段階で法的手段をとらざるをえません。
ご承知おきを願います。
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アイデンティティは隠す。

勿論、こういったメールにも対応する。
早速、非表示対応作業に入る。

こちらで返事を出し、弁護士先生に対応を聞いた。

以下が回答だ。
===================================
標記の件、「○○管財株式会社」が「弊社は破産管財人などの業務を行う会社
です。」と名乗り、「現在、このサイトの登録に関する問い合わせで弊社内は混
乱を極めております。弊社のクライアント・・・債権者、債務者、法定代理人等
など苦情が寄せられています。」と主張してますが、裁判所が株式会社を管財人に選任するはずもなく、虚偽の説明だろうと思います。
「管財」といっても、マンション管理会社も多いので、「○○管財株式会社」もそのような業務をしているのではないかと思います。
非表示にするという対応でよいと思いますが、実際に「○○管財株式会社」が法的手段を採るという事態は起こり難いと思います。
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という事だ。
まあ、基本的に私も年だ。先はあまり長くない。
よって覚悟を決め今のビジネスを立ち上げた。

訴えるのは自由だから良いのだけど、なんか日本どうなっちゃってるんだろと。

皆、グーグルやヤフーを勝手に使っている筈だけど、やはり利用規約がある。『なびシリーズ』にだってある。

しかし、今はLPO対策などという言葉も出来た位である、実は『なびシリーズ』の目的はここにある。
LPOなどという言葉が出来る以前からである。

多くのホームページを作る人々さえ知らない事だ。
自社の情報をどうコントロールしていくか、ネット上の情報コントロールの戦略を持つ時代になっている。
情報を探している人々は情報要求のレベルがある。
最大の問題点は探したい情報が見つからない事にある。
それが今の最先端の考え方だが、勿論浸透などしていない。

私たちの実践は世の中よりもかなり先に行っているが、理解されてはいないだからそういう事が起きる。
実はインターネットそのものはまだ社会理解が全く進んでいない。

と思いながら、それもまた、ビジネスをやる以上覚悟せねばならないと肝に命じている。

ブログに書くのはどうかとも考えたが、こういうケースもあるということで書かせていただいた。日本という国で起こっている事だ。

ただ実はクレームは大変重要である。
それは事業をどうしなければならないかのヒントが隠れている。
そういう意味では両国ジジイにも感謝している。
お陰でよりよいシステムにグレードアップが出来る力を与えてくれる。『なびシリーズ』は色々な事が起きながら運営している。